手つかずの自然を体感したいなら藪地島「ジャネー洞」
藪地島のいちばん奥、未舗装路の先にある洞窟
うるまドームから、車で10分、藪地島(やぶちじま)へ渡る藪地大橋を渡り、さらに一本道を進んでいくと看板が現れます。
そこには「ジャネー洞」と書かれていました。自然の侵食によってできた洞窟ですが、階段などはほぼ整備されていませんので、ミュールやサンダルで歩いていくのはあまりオススメしません。
ダイナミックな形状! 奥に進むにはそれなりの装備が必要
大きな口を開けているかのような洞窟の入口です。昼間でも生い茂っている木々によって少し薄暗い感じです。夏場は涼しいかもしれませんね。
奥に進むと、二手に分かれています。片方のルートは島の向こう側に空いている穴が確認できるそうですが、人が通れる大きさではないとのことです。
このゴツゴツとした石灰石の岩場、沖縄の特色でもありますよね。時間の流れを感じます。
こちらでは縄文時代の石器のかけらが出土したこともあり、人が暮らしていたのでしょうね。
反対側にはプライベートビーチ
ジャネー洞は、看板から進んで左側にあるのですが、右側には海につながる通路があります。
通路といっても整備されているわけではありませんので、草木を払いつつ光の方へ進みましょう。
すると……。
海岸にでてきました! 模様のような岩場の侵食が特徴的ですね。何万年もかけて潮の満ち引きによって、今の風景が作り上げられてきたかと思うと、ロマンを感じますね。
地層の断面も見ることができ、地質を研究している人はうれしいスポットかもしれません。
海水浴場という感じではありませんので、手つかずの自然を満喫してください。ここから対岸のうるまドームの様子も確認できます。
ジャネー洞は、ちょっとした探検気分で行けるスポットとして、訪れてみるのをオススメします。
祭られている神様にも手を合わせましょうね。