CONCEPT
うるまドームの旅物語
定住地を持たない遊牧民族がゲル(テント)を建てたことから、「宇流麻堂夢」の歴史が始まります。
この地に入れ代わり立ち代わり遊牧民がやってきてゲルを建てました。目の前が海という恵まれた環境によって、魚や農作物などの食料は豊富に採れる土地でした。そのうち遊牧ではなく定住するものも現れ、10のゲルが建てられました。それが「宇流麻堂夢」の始まりです。
時代が進み、家族も少なくなってきたとき、10のゲルには空きができていました。それを聞きつけた旅人たちが宿泊に使い、その居心地の良さは口伝えに広がっていきました。ある時、史上最大級の台風がこの地を襲い、ゲルは半壊してしまいました。定住民族はこの地を離れ難を逃れました。しばらくして、建築家(宇流麻)と天文学者(宇流麻の友人)がこの地を訪れゲルを発見しました。
ゲルの形状のまま、石で新たに10棟のゲルを建てました。そのゲルは「堂夢」と名付けられ「宇流麻堂夢」が誕生しました。それぞれの棟には友人の天文学者が太陽系の惑星の名称をつけました。旅人がより楽しめるように、ランタンやテーブルなどを配置、さらに小さな酒場を作り、旅人の目印となるよう、明るい恒星である「シリウス」と名付けました……
うるまドームについて
「うるまドーム」は、各部屋(ドーム)が独立し、周囲と切り離された環境が特徴の宿泊施設です。
ホテル並みのベッドやアメニティ、プライバシーに配慮した防音設計、
長期滞在にもピッタリの設置家具といった、コンドミニアムとホテルのハイブリッドタイプの施設といえます。
また、「リトリート」施設として気軽にご利用いただけます。
うるまドームの特徴
コンドミニアムとホテルのハイブリッド型宿泊施設
各部屋が独立し、家具などの設備が整ったコンドミニアム、そしてスタッフがもてなし、グレードの高いアメニティやタオル・清掃・サービス面など、リゾートホテルと同等の宿泊体験を提供するのが「うるまドーム」です。
客室の清掃には部屋ごとに納得いくまで時間をかけ、全てアルコール消毒を行い、ホコリひとつも残さないよう心がけております。水回りや床も徹底的に磨き上げており、清潔感あふれる空間でお過ごしいただけます。
好きなタイミングで入退室が可能
基本的に、受付スタッフが対応させていただきますが、チェックイン・アウトの時間とスタッフ不在のタイミングと重なった場合でも大丈夫です。
部屋管理システム「キーカフェ」にて、予約時に発行しているパスワードでカギの出し入れが可能となっています。お好きなタイミングでチェックアウトが可能です。
人とほとんど接することがない
日中はスタッフが常駐していますが、「旅館やホテルなどの接客が苦手」というお客様もいらっしゃるかと思います。そうした方のご要望にも対応いたします。
チェックインからチェックアウトまでスタッフと対面せずに全てご自分で行うことも可能です。どうぞごゆっくりお過ごしください。
また何かお困りのことがございましたら、スタッフになんなりとお申し付けください。
防音に特化した快適な客室
部屋の中も周囲の騒音(といっても波の音が聞こえるほど十分静かなエリアです)が届きにくいつくりとなっています。建物の外にいても中からの音は漏れてきません。ドーム自体の防音性能の高さが、滞在中の快適さにつながっています。
ドーム型形状による音響も独自のもので、通常の四角い空間とは違い、球体の中で起こる反響によって、お気に入りの音楽がいつもと違って聞こえます。
防犯設備の徹底で安全・安心
「うるまドーム」の各棟には安心してご宿泊いただけるよう録画機能付きモニターインターフォンを設置しています。来訪者の表情を鮮明にとらえ、不在時も録画機能がありますので、相手の存在が把握しやすくなっています。
スタッフの目が届かない場所や時間帯などがあります。それらをカバーし、ご宿泊いただいているお客様にも安心して過ごしていただけるようになっております。
ストレスフリーで過ごせるリトリート施設
部屋に入ると、高い天井(約3m)によってリラックスしていただけると思います。
またベッドもクイーンサイズを2基導入しており、小さいお子さんとの添い寝も余裕があります。カップルはもちろん、女子旅にもピッタリなお部屋です。
もちろんおひとりさまでも滞在可能。作業に集中したいときや、喧騒から離れて静かな生活を過ごしたい方にも良い環境をご提供致します。
防災グッズも豊富に準備
※ 保存水2日分、食料備蓄2日分(アルファ米、野菜スープ、パン、カップラーメンなど)
季節によっては南国特有の台風シーズンに重なることがあり、停電する可能性もあります。保存水、食料など2日分の備蓄をしています。台風シーズン以外の天災など「もしも」の時に安心してお過ごしいただけます。
各観光施設へのアクセスが良好
「うるまドーム」は、周辺に海中道路を渡って平安座島・浜比嘉島・宮城島・伊計島と4島へのアクセスも良好で、観光名所うるまのグルメをお楽しみいただけます。レンタカーさえあれば、すべての島をお楽しみいただけます。
また、沖縄の中部に位置していますので、美ら海水族館や斎場御嶽などの南北の観光施設までの所要時間がほとんど1時間程度で済みます。沖縄を堪能したい方にはピッタリの滞在拠点になるでしょう。
海中道路にあります「美ら海海道 案内所」にて自転車を借り、サイクリングすることもできます。(2020年1月現在)
外国人利用者に優しい対応・設備
チェックイン・アウト時には部屋管理システム「キーカフェ」をご利用いただきますが、タッチパネルは多言語対応しております。
また、ポケットWi-Fi完備で、空港でSIMを借りなくても気軽に観光に出られます。
その他、フロント棟にはポケトークを常備しており、ヨーロッパやアジア諸国の方とのコミュニケーションにも対応しております。
「リトリート」とは?
「リトリート」という言葉をご存知ですか? そもそも「避難所」や「隠れ家」の意味をもっています。
「リ・トリートメント」が語源となっており、今いる場所から距離をとり、溜まった疲れを癒やす「転地療法」という意味があります。
まさに「うるまドーム」は沖縄の東海岸沿いにあるリトリートスポットといえます。
シーン別利用方法
おひとりさまでくつろぐ
何かに没頭したい、そんな時にぴったりなのが独立したドーム型のお部屋です。
気分転換するにも海中道路を渡れば観光スポットもすぐです。
有料にて複合機によるスキャン・プリントアウトにも対応しているので、創作活動やお仕事に集中したい方にもピッタリといえます。
カップルでまったり沖縄旅行
プライバシーに配慮したドームや、各棟の間隔によって、周囲を気にせずお過ごしいただけます。
記念日などにも最高のおもてなしでおむかえいたします。
ファミリーでの沖縄旅行に
YouTube対応のテレビを導入しており、小さなお子さまも楽しく過ごせます。
長期滞在の場合はキッチンをお使いいただき地元食材を購入しての料理も楽しめます。食器やカトラリーなど備え付けのものがあり、塩や醤油など最低限の調味料は室内にご用意しております。
ベッドもクイーンサイズを導入しており、1600mm幅で添い寝も十分な広さでご就寝いただけます。
卒業旅行や友達との女子旅に
「映える」周辺の景色にひと味違うドームのお部屋。大きなベッドで周りを気にせず存分に楽しめます。
沖縄在住の方の
「リトリート」や少人数の「模合」やその後の宿泊に
地元の人のためにも使いやすい設備を目指しています。少人数の「模合」やその後の宿泊にもお使いいただけます。
さらにバーベキューもOK。お気軽にお問い合わせください。
※バーベキューは2020年春頃からのご利用を予定しています。
スタッフ紹介
「私たちがお待ちしています!」「URUMADOME:うるまドーム」は沖縄本島の中部、うるま市の東海岸沿いにある宿泊施設です。
こちら公式サイトのほか、エアビーアンドビーにて予約を承っていますが、「コンドミニアム」とも「ホテル」とも一味ちがったコンセプトが特徴です。
まず、通常の宿泊施設では鍵の受け渡しなど、他者と接することのないカギの自動受渡しシステムによって、プライバシーにも配慮しています。
部屋は1棟ごとに独立しプライバシーに配慮しており、クイーンサイズのベッド、清掃の行き届かせた1流ホテル同様の清潔感など、魅力はたくさんありますが、さらに一般的なサービスの範疇を超えたおもてなしを提供いたします。
とくに観光でこられる土地勘のない方のために周辺の観光スポット情報はもちろん、もしものときのトラブルなどにも対応いたします。「もし、お客様が自分の家族だったらどういう行動をとるか?」を指針としています。
これまで、海外の方がここまで空港からタクシーで来られたケースがありました。周辺をめぐるには自動車がないと不便ですので、いっしょにレンタカー店まで同行し、滞在中の契約までを見届けました。通常であれば「あそこにレンタカー店がありますよ」と教えてあげる程度でしょう。もし体調が優れなければ症状にあわせた薬を買いに走ります。「そこまでしてくれるの?」とお思いになるでしょうが、世界の1流と呼ばれるホテルでは、さりげなくそうしたサービスを基準として行動しているのです。
私自身、長年ホテルマンとして経験がありますが、どのホテルでも理想のサービスを提供することはむずかしく、ここうるまドームの支配人として着任して、はじめてそれが実現できる! となりました。オープン以来、すでに135組(2019年12月末現在)のお客様にご宿泊いただいておりますが、一組一組異なるシチュエーションでもオーダーメイドのようなサービスやサプライズでお喜びいただいております。もちろん、そうしたコミュニケーションを望まないお客様もいらっしゃるでしょう。
マニュアルにないサービスも、困っているお客様が「もし自分の家族だったら」と思えば自然と身体が動きます。私自身、2019年夏に移住してきたばかりですが、目の前のうるまの海を愛しています。このシチュエーションを多くの方に感じてもらいたいです。
コンドミニアムやホテルといった範疇にはとどまらない新しい宿泊のカタチ・体験をご用意して、スタッフ一同お待ちしております!